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■鞍 骨
文字どうり鞍の一番大事な芯の部分です。鞍骨を一層丈夫にするため、生革(太鼓の革に使う)を水につけて、柔らかくし、縫い付けます。乾くとぐっとしまります。 |
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■革裁断
牛革一枚、半頭分(はんさい)から型取りをして裁断します。ライディングショップ池上の鞍で使用するのは、こだわりの英国製牛革。日本のそれと比べて、しなやかさや丈夫さで勝ると考えるからです。 |
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■シート縫い、シート小あおり シート縫いあがり(表、裏)
二本針で、上糸と下糸を固く縫い上げます。シートの革を水でぬらして、鞍骨に貼り付け、乾かします。シートと小あおりを木ばさみにはさみ、二本針(一本の糸の両端に針を通す)で縫いあげます。これは熟練の技です。 |
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■ウレタン張り
この作業で鞍の出来上がりが決まります。鞍骨にウレタンを張り、シートの型を整えます。 |
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■シート張り
表 鞍骨にぴたっと張れている 裏 錆たくぎで、細かく打ち付けるシートを鞍骨に釘で細かく打ちつける。 |
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■託革(たっかく)縫い付け
太い糸で、穴の位置をあわせて、託革を縫いつけます。 |
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■あおり革を打ち付け
いよいよ鞍の全体像が見えてきます。 |
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■小あおり革打付け
鞍のバランスがとれました。小あおりを打ち付けます。 |
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■鞍褥縫い
すくい針で革を縫い付けます。ウールをつめた床に、子牛の革をすくい針でくけます。 |
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■美錠保護革
美錠保護革を裁ちます。 |
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■鞍褥縫い付け
いよいよ最後の仕上げです。シートと鞍褥が一体になるよう、すくい針で、細心の強い力で縫い上げます。
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■鞍の完成
鞍の完成です。 |
一枚の牛革を裁断し、全て手縫いで、細心の技を使い、鞍が完成した時、馬具職人としての幸せな時です。
こんなちょっと珍しいものの製作も承っておりますので、ご相談くださいね。
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